


これまでオフショア開発のタイプについて学習してきました。
プロジェクトにあったオフショア開発のタイプを理解することで、利用するべきオフショア開発のサービスを選ぶ事ができます。

では、オフショア開発のタイプを選んだ後は、どのようにオフショア開発の開発会社を選べば良いのでしょうか?
このページでは、オフショア開発のタイプからオフショア開発会社を選ぶポイントについて説明していきます。
オフショア開発のタイプ別に開発会社に必要な能力とは
オフショア開発のタイプによって求められるオフショア開発またはオフショア開発の開発チームに求められる能力はどのようなものでしょうか?
オフショア開発のタイプによって開発の進め方が異なります。当然、求められる能力も異なります。
オフショア開発会社を選ぶポイントを学習する前に、オフショア開発のタイプ別に必要なオフショア開発またはオフショア開発の開発チームの能力について学んでいきましょう。
オフショア開発請負型に必要な開発会社・開発チームの能力とは
オフショア開発請負型は、契約前にシステムの詳細を決定し、決定した内容通りに開発を行い納品します。
そのため、【契約前にシステムの詳細を決定】することは、いわゆるシステムの設計図になり、その後の開発に大きく影響します。
この部分で失敗してしまうと、取り返しがつきません。
つまり、オフショア開発請負型では、質の高いシステム開発設計ができることが不可欠になります。
具体的には、オフショア開発会社や開発チームの
- 開発前にシステムの全体像から細部を把握する能力
- 開発チームに正確に情報を共有する能力
- サービスの本質とユーザーの体験を理解する能力
などが大切になります。
オフショア開発ラボ型に必要な開発会社・開発チームの能力とは
オフショア開発ラボ型は、短い開発期間(スプリント)を複数回行い開発を進めていきます。
そのため、オフショア開発請負型に比べ、開発開始前に詳細な機能を決定する必要はありません。
しかし、開発が始まった後の開発効率は非常に重要になります。
具体的にはオフショア開発会社や開発チームの
- 開発を効率よく行う開発能力と仕組み
- 適切な開発方法を選択する能力
- サービスの本質とユーザーの体験を理解する能力
などが大切になります。
まとめ
上記のようにオフショア開発のタイプごとにオフショア開発会社に必要な能力や仕組みが異なります。
次のページでは、タイプ別にオフショア開発会社に必要な能力や仕組みについて詳細を学んでいきます。

