


オフショア開発会社に依頼をするために、プロジェクトの概要や予算、デザインのイメージなどプロジェクトの情報を伝えるために情報を整理し、資料を作成する必要があります。
依頼資料を準備する目的
ベトナムのオフショア開発会社に依頼前に資料を作成する目的が大切です。
依頼前に資料を作成する目的は、
- オフショア開発会社に開発するシステムやアプリについて大まかに予測してもらうこと
- 情報共有を正確に効率よく行うことでオフショア開発会社を比較検討すること
です。
依頼資料を準備するメリット
ベトナムのオフショア開発会社に依頼前に資料を作成するメリットは何でしょうか。
依頼資料を作成するメリットについて説明していきます。
複数のオフショア開発会社に手間なく統一した問い合わせが可能
まず第一に、この資料はオフショア開発会社に問い合わせるための資料です。そのため、資料を作成することで複数のオフショア開発に問い合わせの手間が少なくなることが簡単に想像できます。
オフショア開発会社の担当者が見てわかる資料を作成すれば、打ち合わせの時間や見積もり取得時間を削減することもできます。
また、複数に問い合わせた時に起こりやすいのは、開発会社ごとに異なる内容を伝えてしまった場合です。
プロジェクトの内容がきっちりと決まっていれば、あまりこのような事態は起こりませんが、オフショア開発会社に問い合わせをしている間に、プロジェクトの状況が変わったり、オフショア開発会社の提案などによって開発機能が改善される場合も少なくありません。
このような事態が起こると、オフショア開発会社ごとに異なる機能を開発する形になってしまい、オフショア開発会社の比較が難しくなります。
そのため、資料を作成し、変更箇所を管理することで、オフショア開発会社に統一した内容で問い合わせすることが大切です。
開発費用の削減
システム開発やアプリ開発では、機能の開発に必要な工数で費用が決まることが一般的です。
しかし、工数算出には時間がかかるため、ある程度の概算で工数の計算を行います。
オフショア開発だけでなく、国内のシステム開発やアプリ開発でも一般的な方法です。
依頼内容が曖昧な場合、オフショア開発会社が曖昧な部分について詳細を確認することが必要になります。その確認する時間と手間も当然開発必要に含まれていきます。
そのため、依頼内容が曖昧なほど、開発費用は高くなります。
また、時間もかかるため、ある程度曖昧な部分が残ってしまっていても、費用の算出を優先させる場合が少なくありません。
その場合、曖昧な部分を開発するために、ある程度の開発工数の余裕を持たせて工数を算出します。
特にオフショア開発会社ではこの傾向が強いと感じます。
開発工数に余裕が大きいほど、開発費用は高く見積もられます。
開発費用を削減するには、出来るだけ曖昧な部分を少なくすることが必要です。
まとめ
オフショア開発会社に依頼する前に作成する資料の作成メリットについて説明しました。
次のページでは、依頼する前に準備する資料と内容について詳細を学んでいきます。